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青木ゼミ青木

橿原市の個別指導塾 青木ゼミの塾長ブログ

2015東北大 理系数学6



第6問

  k≧2とnを自然数とする。nがk個の連続する自然数の和であるとき、
  すなわち、
        $\small\sf{\begin{align*} \sf n=m+\left(m+1\right)+\ldots +\left(m+k-1\right)\end{align*}}$
  が成り立つような自然数mが存在するとき、nをk-連続和と呼ぶこと
  にする。ただし、自然数とは1以上の整数のことである。

 (1) nがk-連続和であることは、次の条件(A)、(B)の両方が成り立つ
    ことと同値であることを示せ。
        (A) $\small\sf{\begin{align*} \sf \frac{n}{k}-\frac{k}{2}+\frac{1}{2}\end{align*}}$ は整数である。
        (B) 2n>k2が成り立つ。

 (2) fを自然数とする。n=2fのとき、nがk-連続和となるような自然数
    k≧2は存在しないことを示せ。

 (3) fを自然数とし、pを2でない素数とする。n=pfのとき、nがk-連続
    和となるような自然数k≧2の個数を求めよ。




テーマ:数学 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2018/10/27(土) 01:16:00|
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