さて、今日からまた入試問題を解いていきたいと思います。東大ときたらやはり次は京大でしょ。
第1問
(1) 箱の中に、1から9までの番号を1つずつ書いた9枚のカードが入っている。ただし、異なるカードには
異なる番号が書かれているものとする。この箱から2枚のカードを同時に選び、小さい方の数をXとする。
これらのカードを箱に戻して、再び2枚のカードを同時に選び、小さい方の数をYとする。X=Yである
確率を求めよ。
(2) 定積分
を求めよ。
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どう考えても(1)と(2)は無関係ですよねぇ。 まさかの小問集合??(といっても2問しかないですが)
京大理系では過去にないパターンだと思います。少し驚きつつも解いていくことにします。 (1)
これがまた簡単そうなのでビックリ!! ホントに京大の問題???
1~9ぐらいだったら全部書き出してもタイヘンなことにはならないでしょうし。 9枚のカードの中から2枚取り出す方法は、
9C
2=36通り
X=1となるのは、
2枚のカードが (1,2),(1,3),…,(1,9) の8通り
X=2となるのは、
2枚のカードが (2,3),(2,4),…,(2,9) の7通り
X=3となるのは、
2枚のカードが (3,4),(3,5),…,(3,9) の6通り

X=8となるのは、
2枚のカードが (8,9) の1通り
これは、Yについても同様なので、
X=Y=1となる確率は、
^2)
X=Y=2となる確率は、
X=Y=3となる確率は、

X=Y=8となる確率は、
これらの和を求めると、
う~~ん、これは簡単簡単。これは絶対に落とせませんね。
テーマ:数学 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2011/07/16(土) 01:59:02|
- 大学入試(数学) .関西の国立大学 .京都大 理系 2011
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