第2問
7人の生徒A、B、C、D、E、F、Gを3人、2人、2人の3組に
分ける。
(1) 分け方の総数を求めよ。
(2) 次の問いに答えよ。
(ⅰ) AとBが3人の組で同じ組になる分け方の総数を求めよ。
(ⅱ) AとBが同じ組になる分け方の総数を求めよ。
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【解答】
(1)
3人の組の選び方は、
7C3=35通り
残りの4人を2人と2人の組に分ける方法は、
$\scriptsize\sf{\begin{align*} \sf \frac{_4C_2}{2!}=3\end{align*}}$ 通り ……(ⅰ)
よって、分け方の総数は、
35×3=105通り
(2)(ⅰ)
3人の組に入る残りの1人の選び方は、C~Gの5通り。
残り4人を2人ずつ分ける方法は、(ⅰ)と同様3通り。
よって、求める場合の数は、
5×3=15通り
(2)(ⅱ)
AとBが2人の組で同じ組になる分け方を考える。
3人の組の選び方は、
5C3=10通り
残り1つの2人組は自動的に決まる。
よって、これと(ⅰ)より、AとBが同じ組になる分け方は
15+10=25通り
(ⅰ)で、2!で割ることに注意しましょう!
テーマ:数学 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2014/10/12(日) 23:54:00|
- 大学入試(数学) .関西の国立大学 .奈良教育大 2014
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