第2問
AB=ACである二等辺三角形ABCを考える。辺ABの中点をMとし、
辺ABを延長した直線上に点Nを、AN:NB=2:1となるようにとる。
このとき、∠BCM=∠BCNとなることを示せ。ただし、点Nは辺AB
上にないものとする。
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【解答】
△AMCと△ACNにおいて、題意より
AB=AC=BN かつ AM=BM
なので、
AM:AC=AC:AN=1:2.
また、∠A共通なので、△AMC∽△ACN.
よって、∠ACM=∠ANC ・・・・①
△BCNにおいて、
∠BCN=∠ABC-∠CNB
△ABCにおいて、
∠BCM=∠ACB-∠ACM.
△ABCは二等辺三角形なので
∠ABC=∠ACB
であり、このことと①より
∠BCM=∠BCN
となる。
他にも色々な考え方ができると思います。
テーマ:数学 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2013/11/12(火) 06:57:00|
- 大学入試(数学) .関西の国立大学 .京都大 文系 2008
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